2021/02/03 00:05


この写真にある 黒、白、赤、緑、そして塩漬け胡椒。
すべて同じ胡椒の木から作られます。

なぜ色が違うのか?
なぜ黒胡椒の表面はシワシワで、白胡椒は滑らかなのか?
味の特徴や、おすすめの調理方法は?

身近でありながら、あまり知られていない
胡椒の特徴や、その魅力を 作り方とともにご紹介します。


≪胡椒について≫

「スパイスの王様」と呼ばれる胡椒は、古くから使われている香辛料で、
大航海時代には 胡椒を中心とした香辛料を求めて 人々は海を渡りました。
ヨーロッパでは作ることのできない貴重な胡椒は、時にゴールドと同等の
価値を有したこともありました。

胡椒は、インドを原産地とするツル状の植物で、房状に実をつけます。
育つと4メートル以上の高さになります。


≪PHOTO: ラプランテーションの胡椒は、伝統農法に従い無農薬・無化学肥料で育てられている≫


≪PHOTO: 収穫には脚立が必須。ラプラーテーションン農園ではひと房ずつ手作業で収穫する≫


1月から収穫を行う胡椒の実は、3月を過ぎると熟して甘く赤くなります。
不思議なことに、房の全部が赤くなることは稀で、
ひと房から収穫できる量は多くありません。

≪PHOTO: 熟して赤くなった実。鳥が好んで食べるので収穫のタイミングが大切≫


収穫した実は、青い若い実と、熟した赤い実に分けられます。

≪PHOTO: ラプランテーション農園で朝収穫したばかりの胡椒。その日のうちに房から実を外す≫


緑色の若い実。
赤色の熟した実。

この2種類が、さまざまな胡椒に姿を変えます。


≪緑色の若い実 = 黒胡椒、緑胡椒、塩漬け胡椒





≪熟した赤い実 = 赤胡椒、白胡椒




白胡椒は、なんと、
赤い完熟胡椒の表皮を取り除いて種だけにしたもの。
丁寧なひと手間が加わって 白くなっているんです。

黒胡椒は、若々しいフレッシュな香りと辛さ。
赤胡椒は、熟成した果実ならではの豊潤なうまみ。
白胡椒は、香りや辛みが強い表皮がないため、よりマイルドで上品に。

3種類それぞれに、それぞれの美味しさがあります。
ぜひ食べ比べてお楽しみください!



■La Plantationの黒胡椒: 
 
農薬や化学飼料を一切使わず、有機飼料のみで栽培した胡椒の実が
「完熟するまえの緑色」のときに手摘みで収穫。
一粒ずつ選別したあと、熱湯消毒をして天日乾燥しています。
カンボジアの強い日差しの下、手作業で丁寧に乾燥。夜は屋内で保管し、
翌朝にまた屋外で乾燥作業を続けます。
数日すると、一粒一粒がぷっくりしっかりとした香り高い黒胡椒になります。
保存料不使用。すべて手作業で自然由来のものだけで作られた最高級の胡椒です。


■La Plantationの赤胡椒:
  
緑色をした胡椒の実の収穫から1~2か月ほど経つと
胡椒の実が赤く熟してきます。
その赤い実だけを収穫して熱湯消毒、天日乾燥させたものが赤胡椒になります。
日本ではほとんど見かけることのない、大変珍しく貴重な胡椒です。


■La Plantationの白胡椒:
  
完熟した胡椒(そのまま乾燥させると赤胡椒になります)の表皮をのぞき、
種の状態のみにして天日乾燥させたものです。
よくみると、黒胡椒や赤胡椒に見られる、シワっとしたものがありません。
表皮がないため、黒胡椒や赤胡椒とは違った味と香りが楽しめます。


■黒・赤・白胡椒の3種類すべてが楽しめるお得なセットもあります



La Plantation こだわりのカンポットペッパー。
食べる直前にミルでひいて 香り立つ美味しい胡椒をお楽しみください!