2018/01/12 01:40


ほぼ、どんな料理にも使われる「しお」と「こしょう」。

「しお」は、産地や製法によって味が異なることが広く知られています。
こだわりをもって使っている方も多いのではないでしょうか?

それと比べて、「こしょう」はどうでしょうか?

産地や製法、味の違いで使い分けられているかというと、
ほとんど されていないと思います。

「胡椒を選ぶ」ということが殆ど無い。
そんなこと考えたこともなかった、という方が多いと思います。


【胡椒はどれでも一緒では!?】

そんなことはありません (T_T)

胡椒は植物の果実から作られます。
自然の恩恵を受けた、自然の恵みそのものです。

お米の味が産地によって違うように、
胡椒の味も産地によって違います。
土壌や気候が胡椒の品質や味を左右し、
手をかけて栽培するほどに美味しくなります。

La Plantationは、カンボジア南部のカンポット州にあります。
海に面しており、山からの豊かな土壌、
カンボジアの厳しい乾季にも雨が降る
豊かな気象条件などが、胡椒栽培に向いています。

La Plantationの胡椒は、豊潤な香りが立ちます。
刺激的な辛みは、同時にマイルドで上品。
「極上の胡椒」と呼ぶにふさわしい特別な存在です。


この地域はもともと胡椒の生産が盛んでした。

フランス植民地時代のさなかの
19世紀終わりから20世紀初頭にかけては、
年間8000トン以上もの胡椒を産出していました。
その高い品質はヨーロッパに広く受け入れられ、
フランスの高級レストランで好んで使われていたほどです。
(歴史については、また別の機会に)


お米に「ブランド米」があるように、
カンポットペッパーは「ブランド胡椒」の名称です。

カンポットペッパー協会という団体の厳しい基準にそって作られ、
その品質が認められた胡椒のみが名乗ることができます。

基準には例えば、

・定められた特定の地域でとれた胡椒であること。(カンポット州、ケップ州)
・挿し木によって増やされた特定の木からとれた胡椒であること。
・農薬や化学飼料を一切使ってはならない。(完全有機栽培)
・何世代にも地域に伝わる 伝統的な農法が用いること。

などがあります。

La Plantationの胡椒は、これらの基準をすべてクリアし、
カンポットペッパーとしての認定を受けています。



【大切なことなので、もう一度言います!】

胡椒はどれも同じではありません。
産地や製法によって、全く味が異なります。
カンポットペッパーは、世界最高峰のブランド胡椒。
ぜひ「普通の胡椒ではない」至極の味と香りを楽しんでください。